作文練習

何か書くと楽しい、かもしれない。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第20章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は20章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P350 【1 過去整合説】 整合性…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第20章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は20章に関する。 以下、本文抜粋。 P341【過去自体】 過去の出来事につ…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第19章、その6)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は19章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P339【3 二元論】 著者の自説は…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第19章、その5)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は19章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P334【2 痛みという語の習得過…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第19章、その4)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は19章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P330 【1.複雑な私的言語】 「…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第19章、その3)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は19章に関する。 以下、本文抜粋。 P326【非言語的な体験が言語を触発す…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第19章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は19章に関する。 以下、本文抜粋。 P324【因果と触発】非言語的な体験の…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第19章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は19章に関する。 以下、本文抜粋。 P320【私的言語と私秘的体験】 言語…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第18章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は18章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P310【1 私的言語から公共言語…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第18章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は18章に関する。 以下、本文抜粋。 P300 【私的言語】 私にしか理解でき…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第17章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は17章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P292【2 言語習得と条件付け】…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第17章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は17章に関する。 以下、本文抜粋。 P281【「したいこと」と「すべきこ…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第16章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は16章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P272【1 偽札論法】 論理空間…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第16章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は16章に関する。 以下、本文抜粋。 P263【懐疑論】 哲学的懐疑論はわれ…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第15章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は15章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P258 【1 相貌の客観性】 ある…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第15章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は15章に関する。 以下、本文抜粋。 P249【無意味論と相貌論】 意味など…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第14章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は14章の註に関する。 以下、本文抜粋。 【1 命題関数】 「一般名詞の意…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第14章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は14章に関する。 以下、本文抜粋。 P234 言葉に対応する意味とは何か。…

Index: 哲学入門(バートランド・ラッセル著)メモ

本ブログ内のリンクです。 哲学入門(バートランド・ラッセル著)7章 メモ(1) 哲学入門(バートランド・ラッセル著)7章 メモ(2) 哲学入門(バートランド・ラッセル著)7章 メモ(3) 哲学入門(バートランド・ラッセル著)7章 メモ(4) 哲学入門(…

Index: 死に至る病を読む

本ブログ内のリンクです。 絶望の三段階、キェルケゴール 死に至る病を読む(1) 死に至る病を読む(2) 死に至る病を読む(3) 死に至る病を読む(4) 死に至る病を読む(5) 死に至る病を読む(6) 死に至る病を読む(7) 死に至る病を読む(8) …

Index: 「語りえぬものを語る(野矢茂樹著)」

本ブログ内のリンクです。 「語りえぬものを語る」 読書メモ(第6章) 「語りえぬものを語る」 読書メモ(第7章、その1) 「語りえぬものを語る」 読書メモ(第7章、その2) 「語りえぬものを語る」 読書メモ(第7章、その3) 「語りえぬものを語る」…

AIの意思決定に対する嫌悪感の理由

「AIは自我を持つか。」という問いに対して私は「わからない」と答える。チューリングテストが示すように、AIに自我があるように見えてもそれが本当の自我かどうかは判断できないからだ。理由は「自我」という言葉の曖昧さばかりではない。 AIがAIの概念を持…

Index: 怖い話と怒りの話に関する当ブログ記事まとめ

私は怖い話と怒りの話が好きなんだと、このブログを見直していてつくづく分かった。今後も書きたくなるだろうけれど何だか同じ事を書きそうだ。そこで一度リンクをまとめておく。 怖い話が大好きなのです (幽霊は形式)2022/1/30 怖い話が大好きなのです (…

犬とお爺さん

プードルを散歩させていたお爺さんに犬の歳を聞いたら、犬だけじゃなくご自身の歳も教えてくれた。八十四歳だそうだ。 「儂が子供の頃は立派なシェパードを飼っていてね。軍用犬に提供しろって言われたけれど、儂の母親はそれが忍びなくて犬と一緒に田舎に引…

夜のかけっこ

初老に差し掛かった中年のたるんだ身体を鍛え直すため、毎夜公園でストレッチと少しのジョギングを始めた。 ある日の夜、公園に行くと中学生くらいの男の子が六人くらいで遊んでいた。連休や夏休みなどでよく見られる光景だ。分別ある大人なら早く帰りなさい…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第13章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は13章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P224 【1.論理空間・無限・規…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第13章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解の範囲で文章を崩している。本記事は13章に関する。 以下、本文抜粋。 P214【ザラザラした大地とツルツルした…

【読書感想文】 夕凪橋の狸(ゆうなぎばしのたぬき) 梶井基次郎

梶井基次郎はいいよ、と誰かに勧められたので短編集を買ってみた(参考1)。なるほど文章にキレがある。キレッキレだ。内容こそ陰鬱なものが多いが、読んでいて気持ちがいい。 「夕凪橋の狸」という短編は著者の子供時代の回想で、真ん中の弟と末の弟が夜遅…

怒りの話

聞いた話だ。 どうしようもなく忙しく、体か心のどちらが先に病むだろうかというところまでその人は追い詰められていた。上司に相談したが、「それはあなたが何とかすることだ」と一蹴され、その人は茫然とした。そしてその直後、凄まじい怒りが湧いてきたそ…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第12章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は12章の注釈に関する。 以下、本文抜粋。 P2081、 行為空間と理由の空…