作文練習

何か書くと楽しい、かもしれない。

2023-01-01から1年間の記事一覧

オセローに出てくるマニピュレータ(読書感想文)

マニピュレータとは自分の欲望や嫉妬のために他人を追い詰め、その心を支配しようとする者のことだ。最初は親密さを装って近付いて信用させ、次第に虚実を絡めた言動で獲物を追い込んでいく。恐ろしいことに、狡猾なマニピュレータから逃れるのは極めて難し…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第23章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は23章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P405 【1 男らしさ】 「男らし…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第23章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は23章に関する。 以下、本文抜粋。 P396【相貌を見る】 街に行き交う人…

正義と悪と快と不快

勧善懲悪の物語は、最初に悪事が為された後に正義が現れ悪をやっつける。そして我々は留飲を下げる。悪が為されると不快であり、悪に懲罰が与えられると快である。このように正義と快、不快はとても相性が良い。快感を味わうには外部に悪や敵を作れば良いと…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第22章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は22章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P387【1 概念主義に対するもう…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第22章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は22章に関する。 以下、本文抜粋。 P377 知覚は言語的な体験か、非言語…

レインシューズ

明日は天気が悪そうだから、仕事が終わったらレインシューズを買いに行こう。そう思いついたら何だか楽しい気分になり、そのまんま詩を書いてみました。 レインシューズ レインシューズを買いに行こう 雨が降って心躍る そんなシューズを買いに行こう 犬と散…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第21章、その2)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は21章の註に関する。 以下、本文抜粋。 P370【1 無用な知識】 「知識は…

「語りえぬものを語る」 読書メモ(第21章、その1)

本書(参考1)はウィトゲンシュタインの研究者である野矢茂樹氏の著書だ。難しいので抜粋とメモを残しながら読みたい。抜粋といっても私の理解できた内容に文章を崩している。本記事は21章に関する。 以下、本文抜粋。 P360 現代哲学では「語られたことだ…