2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
梶井基次郎はいいよ、と誰かに勧められたので短編集を買ってみた(参考1)。なるほど文章にキレがある。キレッキレだ。内容こそ陰鬱なものが多いが、読んでいて気持ちがいい。 「夕凪橋の狸」という短編は著者の子供時代の回想で、真ん中の弟と末の弟が夜遅…
聞いた話だ。 どうしようもなく忙しく、体か心のどちらが先に病むだろうかというところまでその人は追い詰められていた。上司に相談したが、「それはあなたが何とかすることだ」と一蹴され、その人は茫然とした。そしてその直後、凄まじい怒りが湧いてきたそ…