作文練習

何か書くと楽しい、かもしれない。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

哲学入門(バートランド・ラッセル著)15章 メモ(4)

ラッセルの哲学入門(参考1)15章「哲学の価値」の、抜粋と読書メモです。 P190、7行~P191、4行 哲学の価値はその不確実さに求めるべきだ。哲学的素養のない人は、習慣や常識から生まれる偏見にとらわれる。こういう人にとって世界は明確で有限だ。日常の…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)15章 メモ(3)

ラッセルの哲学入門(参考1)15章「哲学の価値」の、抜粋と読書メモです。 P189、14行~P190、6行 多くの哲学者は宗教的信念の正しさが厳密に証明し得ると想定している。この試みが正当かどうかを判定するには、知識の方法と限界に関して意見を持つ必要が…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)15章 メモ(2)

ラッセルの哲学入門(参考1)15章「哲学の価値」の、抜粋と読書メモです。 P187、14行~P189、13行 哲学は知識の獲得を第一の目的とする。哲学は、私たちの確信、偏見、信念を批判することで、一連の科学を体系化する知識を求めている。しかし哲学がそれに…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)15章 メモ(1)

ラッセルの哲学入門(参考1)15章「哲学の価値」の、抜粋と読書メモです。いよいよ最終章です。 P186、1行~P187、13行 これまでひととおり哲学的問題を見てきたが、本章では哲学の価値を考える。 多くの人が哲学を「些細な違いにこだわり、知り得ないこと…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(10)完了

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。14章はこれで完了です。 P183、6行~P185、2行 哲学は知識を批判するが、その批判は制限されねばならない。完全な懐疑的態度で一切の知識から手を引いた状態から、知識を持…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(9)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。 P182、7行~P183、5行 前述のことが正しいなら、哲学的知識は本質的に科学的知識と同じだ。哲学にだけ開かれ、科学に開かれていない特別な知識は存在せず、哲学の成果は科学…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(8)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。多分、時間が経った後読み返すと意味がわからないことを書いているのだろうと思いつつ、書いています。 P181、16行~P182、6行 重力法則の原理は、帰納原理のような純粋にアプ…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(7)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。 P181、1行~P181、15行 空間と時間と同様のことが他の分野でも生じている。 アプリオリな原則を使って宇宙の在り方を指定する試みは破綻し、かつて可能性を狭める役割をして…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(6)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。 P179、14行~P180、16行 更に数学者は、論理が示す限り、それ以外の多くの空間形式が可能であることを明らかにした。 ユークリッド幾何学の公理のいくつかは必然だと私たちや…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(5)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。 P179、6行~13行 この矛盾を最初に強調したのはカントだ。カントは時間と空間は主観的なものにすぎないと演繹し、そう宣言した。そしてカントの後、多くの哲学者が空間と時間…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(4)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。 P177、10行~P178、2行 以上のことにより、ヘーゲルの説である宇宙全体の調和的体系は証明できない 。 そうなると、空間や時間や物質や悪が存在しないということも証明できな…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)14章 メモ(3)

ラッセルの哲学入門(参考1)14章「哲学的知識の限界」の、抜粋と読書メモです。 P176、10行~P177、9行 私たちはあるものを、仮に二、三の命題しか知らなかったとしても、あるいは理論的には命題を知らなくても、面識によって知ることが出来る。だから先の…