作文練習

何か書くと楽しい、かもしれない。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

良くないと思うことはやってはいけない

良くないと思っていることはやってはいけないなんて、当たり前の話で恐縮です。 例えば喫煙。健康を気にして止めた方が良いと思っているけど止められない人がいたとします。その人は、もし健康のためにジョギングでも始めようかなと思ったとしても、タバコ止…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(7)、10章完了

ラッセルの哲学入門(参考1)10章の抜粋と読書メモの続きです。10章はこれで完了です。 P134、13行~P、1行1、 直接的知識 (=面識) (1)個物・・・センスデータ 自分自身 (2)普遍・・・感覚可能な性質 空間と時間の関係 類似 抽象的な論理的普…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(6)

ラッセルの哲学入門(参考1)10章の抜粋と読書メモの続きです。抽象的なことしか書いてありませんが、すべて今まで実例を挙げて説明されていたことでした。3章を読んでみて、こんなこと書いてあったっけ?みたいな新鮮な感じでした。 P134、13行~P135、6…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(5)

ラッセルの哲学入門(参考1)10章の抜粋と読書メモの続きです。 P133、5行~P134、12行 アプリオリな一般命題には対照的な二つの点がある。 一つは「たくさんの個別事例から帰納によってアプリオリな一般命題に到達し、後で普遍間の結びつきが知覚される」…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(4)

ラッセルの哲学入門(参考1)10章の抜粋と読書メモの続きです。 P131、1行~16行 「2+2=4」は普遍のみを扱っている。よって、普遍間の関係を知覚できる人なら理解できる。 「普遍間の関係を知覚する能力、算術や論理学のような一般的でアプリオリな命…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(3)

ラッセルの哲学入門(参考1)10章の抜粋と読書メモの続きです。昨日の記事10章メモ(2)の解釈が間違っていたらしいことが分かりました。ちっくしょーーー。 P129、14行~16行 命題が扱っているものは「どのような対象を面識していなければならないか」…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(2)

ラッセルの哲学入門(参考1)10章の抜粋と読書メモの続きです。ちょっと急ぎます。 P127、11行~P128、1行 (位置関係と同様に)時間の前後関係も意識する。一連のチャイムが鳴り終わる時、先に鳴った音は後に鳴った音よりも先に知覚できる。時間関係も位…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)10章 メモ(1)

ラッセルの哲学入門(参考1)10章に入ります。抜粋と読書メモの続きです。英文(参考2)を参照して多少文章を変えている部分もありますのでご了承ください。それから、昨日の9章(10)の読書メモの文章があまりにひどかったので少し修正しました。 P12…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(10)、9章完了

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。今回で9章は終わりです。 P123、10行~P124、1行 考えるという心のはたらきは人によって異なり、また同じ人であっても時点によって異なる。 思考と対象を区別した場合、もしも白さを思考とする…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(9)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。このへんは英文(参考2)も参考にしています。勿論翻訳者の高村先生の翻訳の方が多くの意味を網羅していて正確な日本語だと思いますが、哲学初心者の私にとっては難易度が高く、英文を見てちく…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(8)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。どんどん自信がなくなりつつあります。 P121、14行~P122、5行 「エディンバラはロンドンの北にあるという事実は心的なものを前提とされていない。そして、「の北に」という関係は普遍である。…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(7)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。ここでもカント批判がなされます。カントも読まなくちゃ! P120、16行~P121、4行 普遍(という実体)がなければならないことが分かったので、次は普遍が心的なものではないことを証明していこ…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(6)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。ぼちぼち本章の核心に入って行きます。 P119、8行~12行 たとえばすべての三角形について何かの証明をする時には、三角形を一つ描き、それが他の三角形と共有しない特徴をまったく使わないよう…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(5)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。 P118、12行~P119、7行 形容詞や一般名詞として記述される普遍の存在の証明は不可能だが、動詞や前置詞で記述される関係についての普遍は証明できる。 バークリーやヒュームは「抽象観念」の存…

ネットでさえ共感を分かち合えない時に何を疑うか

私はどこかの誰かと共感を分かち合いたいという目的でネット検索をすることがある。しかしそれがまったくヒットしない時、探し方が悪いのか、はたまた私の感性がずれているのか、どちらかを疑ってしまう。具体的な例を示そう。 一つ目。数学者、岡潔(おかき…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(4)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。 P117、8行~P118、11行 哲学者の多くは名詞や形容詞に普遍を認めはしたものの、動詞や前置詞の普遍は見逃しがちだった。これは、スピノザ以来大半の形而上学に良くない影響を与えた。 形容詞…

哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(3)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモです。英文(参考2)も参考にしています。遅々として進みませんね。 P116、7行~11行 少なくとも一つは普遍を表示する語を含まねば文は作れない。例えば「私はこれが好きだ」という文では「好きだ」が普遍を…