【読書感想文】 人間的、あまりに人間的Ⅰ (2)
ニーチェの「人間的、あまりに人間的Ⅰ」(参考1)はアフォリズム集(短文を集めたもの)だ。今回は五九四(P459 )の感想文を書いた。
以下、引用。
哲学の青二才、 或る哲学者の叡智をちょうどとり入れたばかりだと、人はまるで生まれ変わって大人物になったかのような感情で街を通って行く、(中略)何事についても新しいだれも知らない断定を述べなくてはならないからである、
以下、感想。
哲学あるあるだ。
私は哲学書を読み始めて3年くらいしか経っておらず、何とも小恥ずかしくあるのだが未だにこの高揚感の中にいる。もやもやするものを見つけては、ぴったりとした説明を探すのが楽しくてならない。でもそんな中でも羞恥心は忘れてはいけないということか。うーん、難しい。