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哲学入門(バートランド・ラッセル著)9章 メモ(5)

ラッセルの哲学入門(参考1)9章の抜粋と読書メモの続きです。

 

P118、12行~P119、7行

 形容詞や一般名詞として記述される普遍の存在の証明は不可能だが、動詞や前置詞で記述される関係についての普遍は証明できる。

 バークリーやヒュームは「抽象観念」の存在を否定する。「白さ」について彼らは、『白さについて考えたいとき、私たちは白い個物のイメージを形成する。その個物が白いという理由は、他の白い物と等しくないものを推測しないということで行われる。』と言う。

 この観念論者の主張は心に起きる過程の説明としては正しい。

<読書メモ>

 本書『』の文章が良く分からなかったので、上記抜粋は英文(参考2)を参考にした。『』の英文は以下の通りである。

 When we want to think of whiteness, they said, we form an image of some particular white thing, and reason concerning this particular, taking care not to deduce anything concerning it which we cannot see to be equally true of any other white thing.

 「白い物を想像する」ということを「白くないものは想像しない」という二重否定によってより明確に言い換えているようだ。

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参考1 哲学入門 バートランド・ラッセル著、高村夏輝訳、ちくま学芸文庫、2018年、第二十刷

参考2 http://www.gutenberg.org/files/5827/5827-h/5827-h.htm