作文練習

何か書くと楽しい、かもしれない。

秋の日

磧(かわら)づたいの 竝樹(なみき)の 蔭(かげ)に
秋は 美し 女の 瞼(まぶた)

 

 これは私がそらんじることのできる数少ない詩のひとつ、中原中也、在りし日の歌の「秋の日」の冒頭だ。この詩には何度口ずさんでも飽きないメロディがある。

 繰り返して覚えて体に沁みこんで、初めて良さが分かるものもあるのだろう。